もっと知りたい方、カウンセリング、
セミナーに興味のある方は、こちら

再生ボタンを押すと音声をお聴きいただけます。

皆さんこんにちは!かなう美保です。

いじめにあった子供たちは、よく

「自分は、クラスの中で透明人間だった。」
と言いう表現をします。

まるで 存在しないかのように、

みんなに無視されていた

ということでしょうか。

人間には人格があるので、
存在を無視されると 私たちは傷つきます。

ところで 皆さんは、

モノや道具と人間の違いって

なんだと思いますか?

モノは、存在を無視されても傷つきません。

人格がないからです。

でも人格って いったい何なんでしょう?

例えばハサミはモノ、道具ですよね。

皆さんが紙を切る時

「そこはまっすぐ切ったほうがいい。」と

いちいち自分の考えを 主張するハサミはどうでしょう?
ダメですよね。

ではハサミが、

「今日は疲れてて、

気分が乗らないから 切る気がしない。」

と自分の気持ちを 主張したらどうでしょうか。

もちろんダメです。

ハサミは道具だから、

どんなにほったらかしにされても、むくれる権利はないし、

あなたが使いたい時に、いつ使ってもいい、

捨てたくなったら、捨ててもいい、それが道具です。

でも、私たち人間が

モノのように扱われて、

相手の気持ちや考えを押し付けられ、

人格が傷つくと、

私たちは、自分の存在に

不安感を感じるようになっていきます。

それが子供の時なら、なおさらのことです。

例え

たくさんのおもちゃを

買ってもらったとしても、

それが親の気持ちの押し付けで、

子供の気持ちを無視していれば、

子供は愛されたとは感じません。

愛情を注ぐということは、相手の考えや気持ちを

どのくらい大切に扱ったかと言うことだからです。

では、子供の気持ちや考えを大切にして、

欲しいものを全部買ってあげたり、

望むことを全部かなえることが、理想の子育てなんでしょうか?

そんなことないですよね。

子供の願いを すべてかなえてあげたら、

人を人とも思わない

とんでもないモンスターを 育てることになります。

その子は、大人になっても

世界は 自分を中心に回っていると考え、

自分だけが、特別な存在で、

人格をもつことが 許されていて

他の人は、モノのようにあしらっても

いいと考える人になります。

そのバランスが、子育ての難しさです。

世の中には、完全な人はいません。

つまり 完全な親もいないということです。

だから誰でも、気持ちを

大切にしてもらえなかったという

大なり小なりの不安感が

心の奥にあります。

自覚できる不安もあれば、自覚できない不安もあり、

人生に 大きな影響を与えるような不安感ほど

心の奥にあるので 自覚できないことが多いようです。

「不安感など私にはない‼」という人がいたら、

かなり不安なんだなぁと むしろ考えます。(笑)

不安感は、

自分の考えや気持ちを

大切に扱われなかった、

人格を 尊重してもらえなかった

ことから起こるものです。

不安発作はもちろん、うつや

常に忙しくしないといられない 仕事依存、

摂食障害、共依存や 買い物依存なども

全て自分の気持ちを

大切にしてもらえなかった

その存在感への不安が

原因になっています。

皆さんは、どう思いましたか?

次回は、不安感を克服する方法うについてお話しします。

大丈夫です!あなたにもできます。

詳しいことを知りたい方、
カウンセリングやセミナーに興味のある方は
グレイスカウンセリングのホームページへ!

130万アクセスの3分メッセージ
350本を無料で聴きたい方は、こちら

こちらからも音声をお聴きいただけます。

#不安,#うつ病,#仕事依存,#摂食障害,#共依存,#買い物依存,#イジメ,#カウンセリング,#相談,#セラピー