こちらから音声をお聴きいただけます。

皆さんこんにちは!かなう美保です。

来年は いよいよ東京オリンピックですね。
皆さんも 何か観戦されるでしょうか?
「一生に一度のことだから」と友人に言われ、
私も思わずチケットに応募しました。(;^_^A

オリンピックの魔物という言葉を聞いたことがありますよね。


金メダル確実と思われていた選手が 
本番では力を出せなかったり、誰も想像しなかった人が 
メダルを取るという波乱が 毎回ありますよね。

それぞれ選手が人生をかけて取り組んできた
4年に一度のオリンピックですから、
緊張するのは当たり前です。
でも極度の緊張があったからこそ、
とても出せない力が出せたということもあるわけです。

私たちが感じるマイナスの感情も 
この緊張と同じで 使い方によっては 
プラスのものとすることができます。

マイナス感情の代表といえば 
真っ先に上がるのは怒りでしょうか。

例えば 弱いはずの草食動物カモシカが 
ライオンが襲おうとした瞬間に  突然踵を返して 
すごい形相で飛びかかり、気迫に圧倒されたライオンが 
すごすごと退却する。

こんな場面 皆さんも 
きっとご覧になったことがありますよね。
そのライオンに襲いかかったカモシカは 
生存本能から出る怒りのパワーを使って 
恐れの感情を一時的に追い払い 自分よりも 
強いはずのライオンに立ち向かうことができたんです。

怒りがある時 私たちの中には すごいエネルギーがあって、
普段では出せない気力を出すことができます。


だから
怒りの気力を利用すれば、
普段億劫に感じていることや 
難しくて やる気のでないことことを 
一気に仕上げる力として 使うことができます。

怒りのピークは短いので、片づけや仕事など 
すぐにはじめてしまう というのがポイントです。

また 悲しい時や落ち込むという感情は 
私たちに慎重さを与えてくれます。

落ち込んでる時に行動を起こすのが大変なのは、このことゆえです。
落ち込んでいる時とき私たちは 
細かいことまで 気をつけられるようになります。

社会心理学者ジョー・フォーガスの実験では 
悲しい気分の被験者は、
算数の問題でミスがより少なくて 
記憶力は 4倍に上がっていたというのです。

だから
大切な決断をしなくてはいけない時は、
陽気な気分よりも ちょっと悲しい方が、

いい判断ができます

憂鬱な気持ちや、鬱っぽい状態というのは、
あなたの創造性や芸術性を 高めてくれます。

哲学者アリストテレスは
「哲学や詩、芸術や政治に優れた人はみな、憂鬱な気質だ。
うつに苦しんだ人も多くいる。」と言ったそうです。

もしあなたが傷つきやすい、
落ち込みやすい性格でも、
今うつ真っ最中で苦しんでいるとしても、

それはあなたが創造性、
芸術性などの クリエイティビティが高い証拠
なんです。

確かに周りの人を見ても 辛い経験がある人の方が、
人間として深い方が多いかもしれません。
そう考えるとつらい経験も マイナスではないということですよね。

どんな体験も、そしてあなたの中のどんな感情も すべていいものです。
捨てなくてはいけないものは 一つもありません。

皆さんはどう思いましたか?
大丈夫です!あなたにもできます。

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