こちらから音声をお聞きになれます。

皆さん、あけましておめでとうございます。

かなう美保です。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて皆さんは、

周りに図々しい人がいて

困ったという体験は ありますか?

例えば

大変そうだから、

助けてあげようと思って

「手伝う」と言っただけなのに

いつの間にか それが、

あなたの仕事になっていたり、

自分は要領よく 楽なことばかりをして、

大変なことを 全て

あなたに 押し付けてくる人。

よく知っているわけでもないのに

断りづらい 込み入った頼みごとを

突然してくる人や

貸すと言ったはずなのに 

勝手に もらったことに してしまう人。

どの人も 困りますよね。

なんとなく 言い出しづらいし、

きちんと伝えなかった 自分も

悪かったような 気もするから

嫌な気持ちは ありながらも

結局 そのまま

言わずに済ませてしまう

そんな体験を したことはありませんか?

一見 図々しい人たちは

誰にでも同じように

接しているように 見えますが

実際は そんなことはないんです。

彼らは 雑に扱っても 大丈夫な人と

そうではない人を 見分けて

相手によって 態度を使い分け  

図々しく扱っても 大丈夫な人だけを

ちゃんと ターゲットにしているんです。

ターゲットに なりやすいのは、

どういうタイプの人なんでしょうか?

それは

1 波風を恐れる人

2 やさしすぎる人

3 自分に自信がない人 です。

知り合って間もない頃

図々しい人たちは

少しだけ あなたにずうずうしくします。

そして あなたが 

この 要素に 当てはまれば

「この人は雑に扱っても

大丈夫な人だ。」と考え

あなたに対して 

少しずつ ずうずうしさを

増していくんです。

ターゲットにされる人は

もともと いい人ばかりです。

図々しい人間同士では

やった分だけ 仕返しをされるため

適当な距離を保ちながら

互いのテリトリーには

踏み込まないのが 普通のようです。

こんな風に  聞いていると

ちょっと腹が立ってきませんか?

もし あなたが すでに

ずうずうしい人の

ターゲットになっているのなら

どうすれば いいのでしょう?

その場合は あなたは

ターゲットにするべき人ではないと

相手に   気づいてもらう以外に

方法はありません。

具体的には

相手が 図々しい態度をとったときに

それを受け付けないことです。

相手が 勝手にあなたに

押し付けた仕事を 相手に返す、

あなたから 勝手に

奪い取ったものを

返却してもらう ということになります。

その時に 感情的になったり、

怒って話すのではなく

むしろ にこやかに、

でも、きっぱりとした態度で 

話すことが大切です。

これは

波風を起こしたくないタイプの 人にとっては

少々  難しく感じるかもしれませんね。

でも 元々相手の仕事なのだから

本人がやるというのは

当たり前のことですよね。

あなたが やさしさで

1、2回やってあげたとしても

「もう嫌だ」と感じた時には

いつでも やめる自由が

あなたには あるんです。

そう言われても

実際に 行動に移すことを

難しく感じる方も

いらっしゃるかもしれません。

でも それは 慣れていないだけです。

もし 難しく感じるなら

「今度はこんな風に断ろう。」

と 考えた時に

身近な人や 対応のできるカウンセラーに

そのことを話して

何回でも 自信がつくまで 練習してください。

もし練習すること自体

難しく感じるのであれば

自信を培うところから

始める必要が あるかもしれません。

ずうずうしい人達は

「今回だけだから やってあげよう。」と

あなたが 考えても

そんなことには お構いなしに

何度でも あなたを利用しに来ます。

片方だけが 

いつも 犠牲になる人間関係は

結局 悪い形で

破たんすることが多いようです。

最初から

ターゲットにならなければ

図々しい その人とも

ほどほどに良い関係を

保っていくことができます。

今日の話 皆さんはどう感じましたか?

大丈夫です。あなたにもできます!

3分ネットラジオでも話しています。
どうぞ再生ボタンをクリックして聴いてみて下さいね。

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