皆さんこんにちは! かなう美保 です。 いかがお過ごしでしたか?

皆さんは 機能不全家族という言葉を聞いたことがありか?
機能不全家族というのは 家族の機能をはたしていない家族 という意味です。
今 目立った問題はなくても、
将来 夫婦や子供の問題など 家族に危機が訪れ、
深刻な問題が長期化してしまう家庭には  実は四つの特徴があります。
その特徴をあらかじめ 修正していれば
家族が崩壊してしまうような 問題を回避することができます。

深刻な問題が起こる家族の四つの特徴
1.事実の否定
2.問題のすり替え
3.子供の抱え込み
4.他者の排除と秘密主義 です。

一つ目の事実の否定 というのは
問題があるのに まるでその問題がないかのようにふるまうことです。
問題に向き合うことを恐れて 実際は気になっているのに
その問題に対して目をつぶったり、過小評価する時に 事実の否定が起こります。
例えば 夫の浮気をを知っているのに その事実を知らないかのように振舞ったり、
「どこの家庭にでもある」と自分に言い聞かせたり
「本気でなければ。浮気ならいい」という風に
問題を過小評価して小さく考えようとすることも 事実の否定に含まれます。

二つ目は 問題のすり替えです。
例えば 夫の思いやりのなさに  傷つき、寂しい思いをしているのに
夫の態度や夫婦の関係を考えるかわりに それには目をつぶり
かわりに子供に没頭することで 自分の心の空白を埋めようとしたりします。
もちろん 子供に愛情を注ぐのは、良いことですよね。
でも心の空白を埋めるために 注ぐ愛情であれば 子供の健全な心の発達を妨げることがあります。
残念ながら将来子供に 問題が出やすくなります。

三つ目は 子供の囲い込みです。
夫婦の問題が解決していなければ 子供は夫婦の狭間に立たされることになります。
そして パパとママどちらを優先するのか 選択を迫られる状態になってしまいます。
妻が夫を阻害して 子供を自分の味方につける ということがあります。
そうなれば子供は お父さんお母さんどちらか片方を選んで もう片方を嫌うという
自分の心を二つに切り裂くような選択を迫られます。
また 夫婦が それぞれ互いの悪口を 子供に言いつけるというケースもあります。
どちらにしても 子供を囲い込めば
子供の自信を育てる代わりに 自分への自信を奪い取る結果になってしまいます。

四つ目は 他者の排除と秘密主義です。
将来深刻な問題が起こる家族の大きな特徴に 風通しの悪さがあります。
江戸時代の長屋のように  夫婦喧嘩の声を聞いた 隣のおじさんおばさんが
そのケンカの仲裁に入ってくるような 風通しの良い家庭なら
問題がたとえ起こっても その問題が深刻化したり、長期化することはありません。
人の目に触れているということが その家族を守るからです。
幼い子供が 「昨日 パパとママが喧嘩した。」と人に話した時に
あとから子供を呼んで そのことを戒めるなら
子供らしく無邪気にしていてはいけない と子供に言っているのと同じです。
その子は家の中でも緊張しなくてはなりません。

世間が驚くような大事件を起こした家族が
実際には 問題がありすでに崩壊していたのに 周りの人はまったく知らず
むしろ 立派な家庭だと思われてていた ということはよくありますよね。
その家族が 秘密主義だったためです。
人の助けが入って 風通しが良くなるほど深刻な問題は起きにくくなり
もし起きたときでも 早く解決します。

どんな家庭でも問題が起きることはあります。
誰かに助けてもらうこともあるし、ときには自分が誰かを助けることもある。
そういう大らかさがある家族なら 問題が深刻化することはありません。
皆さんはどう思いましたか?
大丈夫です!あなたにもできます。

3分ネットラジオでも話しています。
どうぞ、再生ボタンをポチっとして聴いてみてくださいね。
もっと詳しく知りたい方は、