皆さんこんにちは!かなう美保です。

いかがお過ごしでしたか?

子供のころの皆さんは

リラックスして 無邪気に子供らしくいられる家庭でしたか?

それとも、ある種の緊張感が

家の中には あったでしょうか?

暖かな家庭を 築きたいと願って

結婚したはずなのに 自分自身が

ストレスの高い家庭で育ったために

気づけば

自分の家庭の中も ピリピリとした緊張感があるとか

他の人間関係もうまくいかないということは よくあることです。

何故なんでしょうか?

例えば

アルコール依存症や 暴力のような

大きな問題を 抱えている家庭では

その問題ついて 家族が

オープンに話あうことは まずありません。

問題が大きすぎて、簡単に対処できないようなとき

人間は、その問題を まるでないこととして扱います。

そして、そのことは 家族の間でも、触れてはいけない秘密になります。

心の中に不安でいっぱいで

あきらかに おかしいと感じる状態でも、

子供は、その問題について

言葉にして親に 尋ねることができないし、

自分の不安な気持ちを 慰めてもらうこともできません。

それだけではなくて 子供自身

家の外の人に対して、なんの問題もないかのように

ふるまわなくてはならなかったりします。

このことが、大人になったあと

うつやパニック発作の原因になることもあります。

子供が子供らしくいられない、家の中の緊張感は、

依存症のような問題だけではなくて

経済的な問題だったり、母子家庭や、嫁姑の問題

家族に病気の人がいるなど、

親にとってストレスが高いときでも

同じように子供は、

安心感のない 緊張感の中で育つことになります。

問題があれば、必ずそうなるというわけではなくて

親自身に 子供の気持ちを思いやる

余裕があるかどうかが影響します。

自分が考えたり、感じていることを

日々否定しなくてはならない 緊張感の中育つて大人になった人が

自分に自信をもつことは 簡単ではありません。

そして その状態が 続けば

その人は、なんとなく

何か 自分が悪いことをしているような

罪責感を いつも 感じるようになります。

 

子供は本来、その時の気分で怒ったり、泣いたり、

のびのびと喜怒哀楽を 表現するものですが

緊張感がある環境に育てば

子供らしく 気持ちを表現する代わりに、

場の空気を読み、親の機嫌を取って

家庭の中の緊張を 少しでも和らげようと

子供は 努力するようになります。

でもそれは、本来子供の仕事ではなくて

親が 子供に気を遣うべきことですよね。

子供時代から、親の役割の一端を担ってきた人は

強すぎる責任感をもつようになりがちで

大人になったときに 本来自分のものではないことにまで

責任感を感じるようになります。

そのために、かえって

無責任な人を伴侶として 選んでしまうこともあります。

もし皆さんが、

結婚生活や、いろいろな人間関係がうまくいかない理由が

緊張感の強い家庭で育ったためなら

相手や環境を変えることは、

根本的な解決にはならないかもしれません。

でも、子供の時に

身につけた習慣も 変えることができます。

自分が変われば 伴侶や周りの人間関係も変わります。

次回は、そのことについてお話ししますね。

大丈夫です。あなたにもできます!

3分ネットラジオでも話しています。
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