皆さんこんにちは、かなう美保です!
不登校や摂食障害、引きこもりのなどの 問題は
思春期、いわゆる 第二次反抗期をきっかけに
深刻になることが多いようです。

第二次反抗期は、周囲の大人にしてみれば
特に 理由もなく
子供が 不機嫌になったり、
態度が悪くなったりする 扱いづらい時期ですよね。
できれば 自分の子供の反抗期は
ないに越したことがないと
考える方も いらっしゃるかもしれません。

でも、反抗期には
その子が 一人の大人として 成長していくのに
とても 大きな意味があります。
女の子なら 最近では 小学校4年生ぐらいから
反抗期に 入る子もいます。

第二次反抗期に 入る前の子供たちは
自分の親を とても尊敬していて
全幅の信頼を 寄せています。
子供たちが 親の価値観に疑問をもつことは
ほとんどありません。
親の価値感は、そのまま 子供自身の価値観で
親が良いと 考えることを
子供もよいと考えます。

胎内では 身も心も
お母さんと一つで 一心同体でした。
生まれたときに 身体は別々になったけれど
心は まだ一つ。
そう、一心二体なのが
第二次反抗期前の 子供たちです。
この時期の子供は 安定しているので
よほど 大きな外的な要因がない限り
心理的な問題は ありません。

でも、一人の大人として
成長していくためには
今まで 無批判に受け入れてきた
親の価値観を 一度疑い
それを 自分のものとして 取り入れるかどうかを
吟味する 必要があります。
それまで 一つの心だった親子が
それぞれ違う人間として
別々の 心と身体をもつことができて
初めて 子供は独立した
一人の人間に 成長できるからです。

この切り替えが起こるのが
第二次反抗期です。
だから、親とまだ 一緒でいたい思いと
大人として独立したい 思いの中で揺れる
心が とても不安定になるわけです。

でも、この切り替えがうまくいかないとき
不安定な心の状態が
10年、20年、30年と続いてしまうことがあります。
それが、引きこもりや
摂食障害などの症状として
外に 現れてきたりします。

では スムーズに切り替えるには
どうすれば いいのでしょう?
「親が子供と きちんと向き合う」
それが
大きなカギに なるかもしれません。
親が子供と きちんと向き合うというのは
手をかけて、過保護気味に世話をする
ということとは 全く違います。
親が子供と きちんと向き合うという意味は
子供の 怒りに向き合って
その苦しさを 理解しようとすることです。

でも、独立した一人の人間として 子供と向き合うことに
難しさを覚える人もいます。
子供と仲良く話したり、世話を焼くことはできるけれど
向き合うことは 難しい・・・

それは、その方自身が
第二次反抗期を通らず、よい子のまま
大人になって しまったからかもしれません。
自分自身 親に向き合ってもらえなかった
哀しみや怒りを 抱えていて
でも それを気づかないように 抑圧していれば
自分の子供に向き合うことは 到底できません。

不登校や摂食障害、引きこもりのなどの
問題は 起こらないことに
越したことは ないかもしれません。
でも、親の生きづらさを
無意識に 子供が察知して
親をそこから 解放しようとしていることも
多いように思います。
大丈夫です!あなたにもできます!
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